追憶

父が雑記帳に記していることを娘のワタシが転記していこうと思います

祖父と暮らした家

祖父が川崎市生田に当時としてはとても洒落た家を新築する

便所や風呂場の格子窓は素敵で

近所ではあまり見かけなかったように思う

 

また、障子の腰板も黒柿の一枚板で

とても高価なものだったらしい

 

村では硝子窓のある部屋などなかったが

我が家では硝子窓のある部屋があり

硝子によくいたずら書きをした

 

子供の頃の思い出が沢山染みついたこの家も

昭和38~39年頃に解体する

 

家の間取りや庭の配置も隅々まで覚えている